銀座ニコンサロン

瀬戸正人展
[binran]
10/31 (水)～11/13 (火)
10：00～19：00（最終日は16：00まで）
会期中無休

＜写真展内容＞
台湾には「ビンロウ」という椰子の実を噛む習慣がある。これは東南アジアや南太平洋の島々でも見受けられる昔ながらの習慣で、噛みタバコのようなものだが、本展はそのビンロウ（台湾では「ビンラン」という）を売る娘たちを撮った作品である。
沿道沿いの煌々と輝くガラスボックスでビンロウを売る娘たちは怪しげである。タバコや水などの飲み物も売っていて、言ってみればタバコ屋のお姉さんだが、何故こんな格好をするのかわからない。不思議な光景である。台湾各地を回りながら、ほとんどのビンロウ店を撮影した。カラー25点。

＜作者のプロフィール＞
瀬戸正人（セトマサト）
1953年タイ国ウドーンタニ市生まれ。79年深瀬昌久氏と出会い、助手となる。87年「ギャラリー PLACE M」を開設。96年第21回木村伊兵衛賞受賞。99年第12回新潮学芸賞受賞。
写真集に『バンコク、ハノイ』『部屋』など。近著に『picnic』がある。