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中村 明弘展
[郊外のカタストロフィー]
3/6 (火)~3/19 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休 |
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<写真展内容>
東京の郊外にあるこの街は、その中にさらなる郊外を生み出しながら新しい風景を作っている。
ゆっくりと積み重ねられた時間の中で育まれ作られてきたその土地独自の空間は、またたくまに覆されてしまい、商品化され、画一化された郊外という空間に占領されていく。
幸福の象徴としてのマイホームの並ぶ郊外は、様々な問題を孕んだまま伸び、広がっていく。そこに何かカタストロフィー的な結末を予感させながら……。
そのことに気づき始めながらも、私たちはただ立ちつくすしかないのだろうか。その行き着くところは、どういう光景なのだろうか。
そんなことを考えながら、作者はこの地に立ち、ファインダーの中にその変貌していく郊外の姿を捉えようとしている。モノクロ35点。 |
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<作者のプロフィール>
中村 明弘(ナカムラ アキヒロ)
1946年静岡県生まれ。写真集団山月会影法師会員。
写真展に、2002年「時の脈絡」(新宿ニコンサロン)があり、03年写真集『時の脈絡』(冬青社)が刊行されている。 |
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