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王 雲武 写真展
[万里の長城]
11/21 (火)~11/27 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休 |
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<写真展内容>
中国にある遺跡「万里の長城」は重要な歴史的文化財として保護され、ユネスコの世界文化遺産にも登録されている。
万里の長城が造成された目的は、北方騎馬民族の侵入を防ぐためで、紀元前5世紀の周時代に建造が始まったといわれる。明代まで約2000年以上にわたり造成を重ねてきた。現存するものの大部分は明代の建造で、総延長約6000㎞の世界最大の城壁である。長城の上に立つと、さながら龍のように蛇行しながら大きな壁が果てしなく続いている。
作者の作品づくりのコンセプトは「優れた大型カメラで、世界で一番有名な建物――万里の長城を撮る」であり、作品は、自家製の7×17インチ大型カメラ(白黒シートフィルム使用)で撮影したものである。その細密な描写力や豊かなグラデーションは表現として永く愛されてきた大型カメラの魅力だが、本展ではそれが味わえる。モノクロ40点。 |
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<作者のプロフィール>
王 雲武(WANG YUNWU)
1951年中国北京市生まれ。77年から独学で写真を勉強する。98年中国写真家協会会員となる。2000年中国の最高レベル写真家証書を得る。04年中国第21回写真コンテストにおいて『万里の長城』(組写真)が金賞および最優秀白黒芸術賞を受賞。2001年より3年連続で個展を開催。 |
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