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黄 龍起 写真展
[夜の蜃気楼 (Night Mirage)]
11/7 (火)~11/13 (月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休 |
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<写真展内容>
作者は2004年4月から日本で生活をしている。この2年半の間、作者が日本の街中を歩いていると、パチンコ屋の建物がよく目に飛び込んできた。そこで作者はパチンコ屋の多さに注目し、日本の都市風景として、また、日本の現在の社会を表現するテーマとして撮影を始めた。
パチンコ屋は、特に夜になると周囲の建物の中で一番面白い姿となる。昼間しか見えない砂漠の蜃気楼のように、パチンコ屋は夜しか見えない蜃気楼となり、とても派手な建物に変わる。
作者は、「現在」は過去の反映であり、未来の鏡だと思っており、本展のシリーズを現在から過去の反映として、日本の戦後の変化を読むことのできる一つの手段だとも考えている。
パチンコの市場規模は29兆4860億円(2004年/(財)社会経済生産性本部)ととても大きく、本テーマは外国人である作者が日本社会を研究する中で、深い意味を持っている。カラー20~30点。 |
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<作者のプロフィール>
黄 龍起(HWANG YONGKI)
1965年韓国鉄原生まれ。89年高麗大学生物学科卒業。2006年九州産業大学芸術研究科(修士)在学中。 写真展に98年「北漢山」(Olive Gallery/ソウル)、2004年「Crossing Seoul」(Gallery Lux/ソウル)などがある。 |
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