大阪ニコンサロン

太田順一展
[大阪24区]
11/9 (木)～11/14 (火)
10：00～18：00
会期中無休


＜写真展内容＞大阪24区の区分地図を片手に、路地から路地へと＜街歩き＞をして撮った写真群である。季節の移ろいに触れるのが散歩なら、街歩きは人の世の変わるもの、変わらざるものを目の当たりにしていくことと作者はとらえている。感応する作者自身の眼だけを頼りにひたすら歩いて撮った作品である。モノクロ60点。

＜作者のプロフィール＞太田順一（オオタジュンイチ） 1950年奈良県生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。大阪写真専門学校卒業。写真の会賞、日本写真協会賞作家賞を受賞。写真集に「女たちの猪飼野」(87年・晶文社)、「日記・藍」(88年・長征社)、「佐渡の鼓童」(89年・ブレーンセンター)、「大阪ウチナーンチュ」(96年・同)、「ハンセン病療養所　隔離の90年」(99年・解放出版社)、「ハンセン病療養所　百年の居場所」(2002年・同)、「化外の花」(03年・ブレーンセンター)があり、著書に「ぼくは写真家になる！」(05年・岩波書店)などがある。