大阪ニコンサロン

荒井保男写真展
[洛中店舗残照]
11/2 (木)～11/7 (火)
10：00～18：00
会期中無休

＜写真展内容＞
1200年の歴史をもつ古都京都も例外なくスーパー、コンビニと大型店舗の進出で大混乱し、日常生活も変わりつつある。作者の毎日の生活周囲の風景も、新幹線の速さのように変わってゆき、その変り方はすさまじい。
作者の住む町内も、町家が次々に壊されてマンションだらけになった。作者はその中で押し潰されそうになりながらも伝統を守り、手を変え品を変えて家業を続けている小売店の姿を撮り続けて20年余りになる。本展では、最近５、６年の間に撮影したそんな洛中店舗を展示する。カラー65点。

＜作者のプロフィール＞
荒井保男（アライヤスオ）
1926年京都市生まれ。旧制中学卒業。62年カメラ毎日年度賞最優秀作品賞受賞。
写真展に、80年「朝のシンフォニー」、81年「叢の協奏曲」(以上、新宿ニコンサロン)、83年「祇園祭「山鉾飾織り」」(ギャラリーDOT/京都)、86年「京洛植物私見」(大阪ニコンサロン・新宿ニコンサロン)、89年「祇園祭「山鉾飾織り」」(新宿ニコンサロン・大阪ニコンサロン)、91年「洛中地蔵私見」(大阪ニコンサロン・新宿ニコンサロン)、94年「水流に綾なす友禅模様」(新宿ニコンサロン)、99年「洛中私景」(大阪ニコンサロン)などがある。