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安島 太佳由展
[闇に眠る小笠原]
5/11 (木)~5/16 (火)
10:00~18:00
会期中無休 |
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<写真展内容>
太平洋戦争末期、米軍と日本軍守備隊栗林中将率いる小笠原兵団との大激戦が繰り広げられた小笠原諸島の硫黄島。南北8km、東西4kmの小さな島での死闘は、アメリカでは今も太平洋戦争の象徴的な勝利として語り継がれている。
日本では、硫黄島で玉砕した小笠原兵団のことや、地下深くに今も12,000柱もの遺骨が眠っている事実は知られていない。また、その硫黄島の前線基地となった小笠原諸島の父島・母島にも配備された守備隊の地下陣地壕や高角砲が、戦後60年がたった今も島の至るところに数多く当時のままの姿で残っていることもあまり知られていない。
戦後、日本に返還された後の硫黄島は、海上・航空自衛隊基地となり、日本の領土でありながら、一般国民が行くことのできない島となった。
今回の写真展で、作者は、隔離された硫黄島の戦争の傷跡と、最近になってその全容が明らかになった父島・母島の生々しい戦跡群を通して、太平洋戦争末期の戦争の真実を自分なりに明らかにしたいと思っている。モノクロ約40点。 |
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<作者のプロフィール>
安島 太佳由(ヤスジマ タカヨシ)
1959年福岡県生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業。大日本印刷(株)写真部、広告制作会社などを経て、93年フリーカメラマンとして独立。95年より戦争遺跡をテーマに活動開始。平成6年度文化庁芸術インターンシップ研修員。(社)日本写真協会会員。
2002年第8回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞。
個展:「東京痕跡」「日本戦跡」「戦跡が語る本土決戦」「記憶のない戦争」「沈黙の風景―戦争の記憶」など14回開催。
写真集:『東京痕跡』『日本戦跡』『特攻漂流』
著書:『日本戦跡を歩く』『日本の戦跡を見る』 |
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