|
|
|
溝部 秀二写真展
1/17(火)~1/23(月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休 |
|
<写真展内容>
私たちにとって日常的に接する「他者」とは、どのような存在なのだろうか? 「多くの共通点を持った異なった存在」ではないか? 作者は「東京」と「ソウル」という二つの都市も、そのように「似ている」ことと「異なる」ことを併せ持つ両義的な関係にあると考えている。そこには容易に区別することのできない何か――「身近な他者性」とでも呼ぶべきだろうか――が含まれているようだ。この二つの都市において「異なって」いながら「似ている」瞬間を捉え、それを共に並べる。そして、その間を往還する。「身近な存在としての他者」とは、そのような写真行為を繰り返すことによって見出されるわずかな差異の中にこそ、立ち現れるのだろう。
今回の展示では、二つの都市の間に横たわる「差異と類似」を通して「身近な存在としての他者」について問いかけたいとの考えから、東京とソウルそれぞれで撮影した2枚(もしくは3枚)の写真を併置して一点として展示する。展示形態は2枚組:900×1350㎜、3枚組:900×1900㎜となる。カラー15点。 |
|
<作者のプロフィール>
溝部 秀二(ミゾベ シュウジ)
1966年大分県生まれ。89年東京理科大学理学部中退。99年東京綜合写真専門学校卒業、写真制作ユニット「TORUSU」結成(2001年解散)。2000年gugan project参加。
グループ展:99年「眼差しに指し示す」(ギャラリー・ルデコ)、01年「翻訳―写真における形式化の試み」(GALERIE SOL・TORUSU)、「3つの部屋―写真へのイントロダクション」(淡路町画廊・TORUSU)。 |
|