銀座ニコンサロン

小野寺栄一写真展
[DAY BY DAY]
11/28(月)～12/10(土)
10：00～19：00
12/4(日) 休館

＜写真展内容＞
前々回の個展（「あの時。」）までは、テーマを決めて作品を制作してきた作者だが、前回の個展（「Air」）で、制作の目的や過程の異なる作品を同一のテクスチャーや色調の統一により、一つにまとめることができた。
今回の作品は、テーマや機材、撮影方法を決めず、ここ2年間に、日々の生活や旅の中で気に入った風景、人物、静物を撮りたいと思ったときに撮った単写真の集合体で、いわば作者の写真日記のようなものである。いつのまにか、テーマや方法論の統一にこだわり、自由に撮影できなくなっていた自分に気付き、作者が一から自分自身の表現方法を探り直し、撮影した作品。カラー約50点。

＜作者のプロフィール＞
小野寺栄一（オノデラエイイチ）
1955年東京都生まれ。75年育英工業高専グラフィック工学科写真コース卒業。80年日本大学芸術学部写真学科卒業。86年(株)マッチボックス設立。94年作品制作に入る。
写真展：97年「CAPE　動く岬」(新宿ニコンサロン)、98年「Man’s Land　秋田八郎潟―長崎諫早湾」、99年「あの時。」(以上、銀座ニコンサロン)、2001年日本写真家協会展で金賞受賞、「あの時。―記憶への旅」(銀座ニコンサロン)、02年「Paris　都市へ」(銀座コダックフォトサロン)、「TOKYO　都市へ」(新宿コニカプラザ)、03年「Air」(新宿ニコンサロン、大阪ニコンサロン)