ニコンサロン bis21

藤田和人写真展
[Philly]
11/15(火)～11/21(月)
10：00～19：00（最終日は16：00まで）
会期中無休

＜写真展内容＞
「複融合イメージ」はイメージメーキングの手法のひとつ。何枚かの写真を融合して作品にするもので、撮影した場所の時間、空気、風、におい、歴史、雰囲気を色で表現する。その色は素材写真を利用してベースとなる写真に融合させる。この時点で作り出されたイメージは不思議な色となって表れる。ここでもう一つのスパイスとして、半透明な写真を使う。これにより、ベースの写真がもつ光沢を壊し、最終的に不思議な世界が生まれ、見る人をイメージの中に吸い込んでいく。これが一般の写真の壁を超えた「複融合イメージ」というイメージメーキングである。
今回は、アメリカで一番古い街、フィラデルフィア（Phillyはフィラデルフィアの異名）で撮った写真だけを使い、作者が感じたことをカラー作品40点の中で表現した。

＜作者のプロフィール＞
藤田和人（フジタカズト）
1980年東京都生まれ。84～87年、93～97年インドネシア（ジャカルタ）で過ごす。99年St. Mary’s International School（二子玉川）卒業。2004年Temple University（アメリカ、フィラデルフィア）卒業。専攻は美術（油絵、パステル、木版画、リトグラフ、エッチング、デジタルプリントメイキング等）。
2004年銀座の新井画廊にて初個展。2005年立川の朝日ギャラリーにて個展。