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山崎 博写真展
[爛漫図]
3/22(火)~3/28(月)
10:00~19:00
(最終日は16:00まで)
会期中無休 |
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<写真展内容>
本展は、作者がここ10数年取り組んできた「光」と「櫻」を媒介としたシリーズの新作である。
前回発表した「櫻花図」(2001年銀座ニコンサロン)は、レンズを使用しないストロボによる「フォトグラム」であったが、今回の撮影は夜桜とストロボまでは共通だが、「ホルガ」というトイカメラを使用した多重露光によるものである。
「方法」は、性能の劣るプラスチック・レンズ、あてにならないファインダー、距離は目測式、セルフコッキングではないので任意にレリーズできること、等々要素はすべてトイカメラであることに起因している。
毎回の「櫻」の撮影同様、作者は方法論をタイトにし、制限された条件下でのみ撮影が可能であり、またその「計画」に依ってしか出現し得ない「光景」とたわむれているが、本展は未成熟カメラに触発されて制作された作品ともいえる。モノクロ14点。 |
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<作者のプロフィール>
山崎 博(ヤマザキ ヒロシ)
1946年長野県生まれ。68年日本大学芸術学部中退。69年写真を始める。73年16ミリフィルム作品の制作を始める。以後フリーランス・フォトグラファーに。83年第33回日本写真協会新人賞、94年全国カレンダー展総理大臣賞、2001年第26回伊奈信男賞を受賞。
74年にガレリア・グラフィカ(東京)において初個展を開催。以降ニコンサロン他などにおいて個展、グループ展、上映など多数開催。
また、ニューヨーク近代美術館、東京都写真美術館など内外の多数の美術館にパブリック・コレクションされている。
写真集に、『ヘリオグラフィー』(青弓社)、『水平線採集』(六耀社)などの他、共著多数。 |
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