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吉野 晴朗写真展
[黙想の森]
11/23(火)~11/29(月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休 |
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<写真展内容>
日本は世界に誇る水気あふれる風土で、かつてはその水気に育まれて北のブナ林から南の照葉樹林まで豊かな森が日本列島に広がっていた。
古代・縄文時代の人々から近年に至るまで、日本人はその森に神秘を感じ、畏敬の念で崇め、また貴重な生活の場として大事にしてきた。
本展では、そんな日本各地の巨木や風景を撮影したポジ写真を重ねて合成する技法を用い、今まで見たこともない、また体感したこともないような「神々の森」「神秘の森」の表現をめざしたものである。なお展示は、現実に佇む森と、神々が御座し、畏怖する人々の心に映る森との融合を試みたもので、時間をたっぷりと蓄えた巨大な幹、宇宙と交信しているかのような枝々、無重力を泳ぐように広がる無数の小枝など、画面からは、現実のようでもあり夢のようでもあり、不思議な感覚にとらわれ、深い森へと誘う作品群で構成している。カラー約40点。 |
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<作者のプロフィール>
1947年宮崎県生まれ。70年大阪芸術大学美術学科卒業。
写真展に、96年「津高和一・泉茂をめぐる作家展」(守口京阪百貨店)へ出品。99年「’99兵庫の美術家展」(兵庫県立近代美術館)へ出品。2000年「震災と美術展」(兵庫県立近代美術館)へ出品。02年「ふるさとの富士」巡回展(千葉そごう百貨店・NHKプロモーション主催/守口京阪百貨店・NHKきんきメディアプラン主催)などがある。
写真集に、90年『列島100座 ふるさとの富士』(ぎょうせい)、93年『葉精の詩』(淡交社)、2000年『ふるさとの富士 250山をゆく』(毎日新聞社)、03年『ふるさとの歌がきこえる』(ピエブックス)、04年『美ジュアル日本・ふるさとの富士』(学習研究社)などがある。 |
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