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児玉 智子写真展
[裸足のカルカッタ]
10/5(火)~10/11(月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休 |
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<写真展内容>
作者は真摯に働く男の姿が好きだ。
作者にとって男らしさは、身体を張って生きていることだから、都会の真っ只中の東京ではなかなか目にすることができない。
インドのカルカッタ(現コルカタ)は、作者を夢中にさせる。裸足でリキシャを引く彼らは、故郷に家族を残し、路上で生活しながら仕送りする。リキシャの免許は1939年に政府が6000台に限り発行したが、車夫1万2000人の多くが無免許で、警察に賄賂を渡すことができない車夫は拘留され、リキシャは没収される。
カースト制と警察の腐敗体質の狭間で困難な生活を強いられ、何年も故郷に帰れないうちにカルカッタに埋もれてしまう。彼らの孤独と戦う姿を写真に撮っているうちに、作者は人間的に、そして精神的に鍛えられていった。モノクロ38点。 |
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<作者のプロフィール>
1952年東京生まれ。24歳で税理士となり、28年間税金対策と経営コンサルティングの日々を送る。そんな中、36歳で始めたダイビングで水中写真に夢中になり、今いちばん落ち着けるのは暗室での作業。
写真展に、2002年「車夫ぞっこん」(ニコンサロンbis21)がある。 |
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