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竹内 弘真写真展
[このほしのまん中で~アンゴラ・十代の肖像~]
9/14(火)~9/20(月)
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<写真展内容>
アフリカ南西部に位置する国、アンゴラ共和国。1975年の独立以来30年近く続いた内戦は、多くの戦争孤児やストリートチルドレンを生み出した。2003年夏、作者はそうした子どもたちの保護・教育施設である「子どものまち」を訪ねた。
ふつう、アフリカ、内戦、戦争孤児などというと、すぐにある特定の典型的なイメージが連想されがちだが、そのイメージはひどく観念的かつ匿名的で、そこからは人格と尊厳を備えた個人の存在が浮かび上がってこず、他者への想像力を働かせるスイッチが入らない。
本作品で作者は「子どものまち」に生きる彼らを、内戦の傷跡をレポートするための材料としてではなく、今まさに私たちと同時代を生きている一個の個人として捉え、ポートレイトとインタビューによる取材で記録した。
作者は本展が、「このほしの全てのいのちは、このほしのまん中に生きている。」ことを、作品を通じて、かの地に生きる彼らに出会い、人が生きることのかけがえのなさ、尊さの確認の一つの機会となることを願っている。モノクロ約70点。 |
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<作者のプロフィール>
1973年東京生まれ。テレビドキュメンタリー制作会社AD、広告制作会社カメラマンを経て、2003年よりフリーに。本作品はフリーランスとしての初作品である。また各地の中学校・高校などで、本作品を用いての授業、講演会、写真展などの活動も行なっている。 |
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