新宿ニコンサロン

大山葉子写真展
[Silver Moon]
9/7(火)～9/13(月)
10：00～19：00（最終日は16：00まで）
会期中無休

＜写真展内容＞
万物の霊が宿るとされている熱帯の島、バリ。赤道直下の豊富な太陽と雨の恵みをふんだんに受けた植物たちは、日本で見るそれらとは比較にならないほど、自由奔放で生き生きとしている。
あたりに漂う丁子の香りに、どこからともなく響くガムランの音。月光さえも明るく感じられる漆黒の闇夜。濃密な空気の中の花や葉は、銀色の光を放つかのように見え、はかなくも妖しげである。
展示する作品は、そんなバリの植物に作者自身の想いや心の動きを重ね合わせて撮影したもので、1998年9月から2003年12月にかけて数度にわたってバリを訪れ、時には１年近く滞在して取材したものである。モノクロ約40点。

＜作者のプロフィール＞
1961年東京生まれ。80～85年都内のオーケストラに第１ヴァイオリン奏者として在籍。85年ハンガリー国立リスト音楽院に留学。92年帰国。95年日本写真芸術専門学校Ⅱ部報道科卒業。同年より松本路子氏の主宰するM's Workshop(エムズワークショップ)に参加。2000年４月より日本経済新聞社写真部に契約カメラマンとして１年間勤務。
写真展に、98年M's Workshop6人展「SESSION」(ドイフォトプラザ／東京・The Third Gallery Aya／大阪)に出展、01年「Silver Moon ―バリの魂―」(ギャラリー・オリーブ)などがある。