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苅込 佑写真展
[終の棲家]
9/7(火)~9/13(月)
10:00~19:00(最終日は16:00まで)
会期中無休 |
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<写真展内容>
房州の温暖な自然環境は「冬は菜種の花が咲き」と詠われたり、「房州人は肋骨が一本足りない」などと形容されたりするが、房州はじつにいいところである。
時代の流れとともに農村の生活のありようは変化してきたが、今なお日本の原風景の一端が垣間見えることに安堵感を覚えるところでもある。
作者の実家は鴨川にあり、今でも母屋、蔵、物置、離れ、といった典型的な農家のたたずまいが残っていて、蔵や物置の中に放置された昔の農耕具類、屋敷のあちこちに散在するガラクタ、そして老いた父親の趣味の数々は、ここで住む作者の両親の生活ぶりそのものである。
数年前から年老いた両親を看るため、作者は頻繁に帰省するようになった。そして作者は、この機会に老夫婦の生活の舞台を記録に残そうと撮り始めた。
展示する作品は、たくさんの思い出とともに今があることに感謝しながら撮影したものである。モノクロ43点。 |
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<作者のプロフィール>
1943年千葉県鴨川市生まれ。会社勤務のかたわらニコンF801で写真を撮りはじめる。日本写真芸術専門学校2部専科で暗室技術を学び、最近はモノクロでの撮影を行っている。写真歴は15年。ニッコールクラブ千葉支部、房陽クラブ(館山市)の両グループに所属。 |
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