写真展の開催・決定については、ニコンサロン選考委員会で厳正に行われます。
1980年生まれ。写真を中心とする展覧会のキュレーションや、コーディネート、作家マネージメント、執筆を中心に、日本と世界をつなぐ様々なフィールドで活動している。2015年 東京国際写真祭、2017年 T3 Photo Festivalにて展覧会キュレーション。2019年表参道画廊での「家族系統樹」展キュレーション、2015年より国際写真賞「Prix Pictet」東京巡回展のコーディネート及びキュレーションを担当。ニコンフォトコンテスト審査員(2016-2017、2018-2019)、日本大学芸術学部写真学科非常勤講師。
1962年、宮城県石巻市生まれ。自然写真家。熱帯から極地まで世界中の国々を訪れ、海中、生き物、虹、風景、星空など、地球全体をフィールドに、自然の繋がり、水や生命の循環、人と自然の関わり合いなどをテーマに撮影活動を行っている。自然写真の世界最高峰といわれる「Wildlife photographer of the year 2022」“自然芸術性”部門で最優秀賞を受賞。「PLANET OF WATER」「Dear Earth」「night rainbow」「Aloha」「LIGHT on LIFE」「free」「光と虹と神話」など著書多数。写真展多数開催。テレビ、ラジオ、雑誌等のメディアや講演会などで、自然の大切さ、自然と人間の関係性、人間の地球上での役割などを幅広く伝え続けている。海の環境非営利団体OWS(Oceanic wildlife society)理事。
1958年岩手県陸前高田市生まれ。筑波大学で大辻清司から写真術を学ぶ。在学中から風景や建築物を扱った作品を発表し、主にアートギャラリーや美術館などを活動の場としてきた。第22回木村伊兵衛写真賞、第42回毎日芸術賞、第62回芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞。2001年(美術)および2012年(建築)、ヴェニス・ビエンナーレ日本館参加作家。2011年の東日本大震災以降は、故郷についての仕事が多い。2016年より東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻教授。
1972年広島生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。卒業後、台湾に留学し北京語を学んだのち、ヨーロッパやブラジルなど世界を旅しながら写真を続ける。帰国後、東京の貿易会社で働いたのち、2007年文化庁新進芸術家派遣制度でニューヨークに滞在。2013年から故郷の広島を拠点に活動。終戦後70年が経過した広島のいまをとらえた写真集『川はゆく』で2017年第41回伊奈信男賞受賞、2018年林忠彦賞、木村伊兵衛写真賞受賞。2019年広島文化奨励賞受賞。現在は過疎化の進む地域で地域おこしに関わりながら生活、写真を続けている。
1960年生まれ。イメージの発生と記憶などをテーマに制作、著述、キュレーションと広範な活動をつづけている。『赤道』で第一回コニカプラザ奨励賞受賞(1991年)、『市民の色』で伊奈信男賞(2006年)を受賞。写真集に『文字の母たち』『掌の縄文』など多数。『風景論ー変貌する地球と日本の記憶』(中央公論新社)で2019年度日本写真協会賞受賞。最近の著書に『インフラグラムー映像文明の新世紀』(講談社選書メチエ)、『写真論――距離・他者・歴史 』(中公選書)がある。