鎌倉幕府誕生の地でもある鎌倉。鎌倉大仏や鶴岡八幡宮など、歴史と文化のある古都として有名ですが、最近では鎌倉野菜をはじめ、おしゃれなカフェやレストランなど「食」の面でも話題を集めています。今回は、季節の美しい花々が見られる仏閣だけでなく、これからの季節にもってこいの話題のアイス屋さん、採れたて新鮮な鎌倉野菜を食べさせてくれるレストランなど、鎌倉の“旬”なスポットをめぐりました。
採れたて新鮮、旬の鎌倉野菜がずらり
活気ある市場の空気を感じて
新鮮でおいしい鎌倉野菜を求めて、「レンバイ」と呼ばれて親しまれている「鎌倉市農協連即売所」にやってきました。店先にはスーパーでは見たこともないようなカラフルで珍しい野菜がたくさん。鎌倉をはじめ多くのレストランのシェフが野菜を仕入れに来るそうで、出店している農家さんたちが仕入れに来たシェフの使いたい野菜のリクエストに応えるうちに、どんどん目新しい野菜を作るようになっていったのだとか。
旬の色鮮やかな鎌倉野菜を手に入れた後はさらに奥へ。シフォンケーキ屋さんやパン屋さん、手作りスモークチーズのお店など、おしゃれなショーケースが並ぶお店を見てまわりました。地元の人たちも多く訪れるという活気あふれる市場、鎌倉の「レンバイ」ならではの独特な雰囲気を味わうことができました。
さわやかなフルーツが口の中で広がる
フローズン フルーツバーでひと休み
いつの間にか夏らしくなった日差しを受けながら鎌倉駅周辺を散策していると、フローズン フルーツバーで人気の「PALETAS 鎌倉本店」を発見。ちょっと冷たいものがほしくなっていたところ! 早速お店に入ります。厳選したフレッシュなフルーツや野菜を使ったフローズン フルーツバーは、産地や生産者にもこだわり無添加で手作りしているそうです。ケースの中にはカラフルなフローズン フルーツバーがずらりと並び、どれを選ぶか迷っちゃう!
奈々ちゃんが選んだのはオレンジの果汁ベースに、オレンジやピンクグレープフルーツ、レモンが入った「シトラス ミックス」。テイクアウトして、お散歩の再開です。キンキンに冷えたフローズン フルーツバーは強い日差しを浴びても溶けにくく、存分にその冷たさを味わうことができました。
長谷周辺のお寺で、今が見ごろの花めぐり
鳥居と江ノ電のコラボにも注目!
自然豊かな「鎌倉長谷寺」は、四季を通じてさまざまな花木が色鮮やかに境内を彩ります。訪れたときにはちょうど、ツツジや藤、牡丹などが花を咲かせていました。長谷寺といえば、由比ガ浜の海岸を見わたせる散策路に群生するアジサイが有名です。5月末から6月にかけて色とりどりのたくさんのアジサイを見ることができます。
続いて鎌倉長谷寺のすぐ近くにある「御霊神社」へ。静かで落ち着いた雰囲気の神社ですが、実はこの神社、江ノ電が神社のすぐ脇を走り、アジサイの季節には花と江ノ電が一緒に撮れる場所としてカメラファンには穴場のスポットなのです。踏切音が境内に響いて間もなく、江ノ電がゆっくりと通り過ぎていきました。鳥居のすぐ前を江ノ電が通る様は、なかなか趣がある風情です。
目の前を走る江ノ電を眺めながら
カラフルで新鮮な鎌倉野菜を味わう
広いガーデンテラスが特徴の「FARM TO YOU」は、レストランの他、軽食、コーヒー、ビール、ワインがテイクアウトできる3つのショップが並んでいます。コーヒーは注文後に豆を挽いて作る淹れたてコーヒー。目の前を走る江ノ電を眺めながら、おいしくコーヒーをいただきました。
レストラン店内には薪窯のあるオープンキッチンがあり、「有機食材」、「地産地消」、「旬」をテーマにした料理が味わえます。天気が良かったので、江ノ電が真横を通過するテラス席でランチをいただくことに。鎌倉野菜をふんだんに使ったランチは、野菜が持つ素材の味わいと、おしゃれで新しい鎌倉の空気を感じることができました。
1992年2月9日生まれ。高い所や絶叫アトラクションが好きです。夢はバンジージャンプやスカイダイビング。自分の知らない世界をどんどん知りたいので、いろいろなことにチャレンジしていきたいと思います!
趣味:ホットヨガ、料理、食べ歩き
好きな場所:パン屋さん、自分の家
鎌倉というとお寺のイメージが強かったのですが、活気ある市場やおしゃれなカフェをめぐり、鎌倉の印象が変わりました。特に「FARM TO YOU」は、ガーデンテラスから江ノ電が見えるのがとても新鮮でした。カメラを持って街を歩くと、素通りしてしまうような道端の花にも目を向けられることに気づきました。カメラの使いかたをもっと勉強して、すてきな写真が撮れるようになりたいです。
撮影地マップ | |
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Nikon 1初の自分撮り可能なチルト式液晶モニターを備えたレンズ交換式アドバンストカメラ。望遠ズームレンズを組み合わせて使えば、遠くのものが大きく写せるので迫力のある作品が撮影できます。また、シャープな描写と大きく美しいボケが楽しめる開放F値1.8の標準単焦点レンズ、1 NIKKOR 18.5mm f/1.8があれば、お散歩スナップの表現の幅がぐんと増えます。
※ こちらに掲載している情報は2016年06月15日現在のものです。